ここは対句の形式になっている。前の文を「(ヤマネに対して)すまなそうに」と解する訳が多いが、ここは身体の変化に伴う「不安」と「高揚感」とが、並べて示されたと見たほうがいいだろう (深読みすれば、ここには思春期にさしかかったAlice Liddellの「成長」が暗示されている、という解釈になる)。