thump!から、まず連想されるのは、グローブやミットを叩いたり、ソファに座ったときの音。既訳はほとんどが「どすん!」「どしん!」の類いで、小枝と枯葉の山 に落ちたという設定と齟齬を来しているので、ここはあえてマンガ的な擬音を用いてみた。 もっとも米国人の朗読を聞いてみると、thump!を「ぽよん!」という感じで、ファンタジックに発音処理していたが。 『不思議の国』の原形『地下の国のアリス』の段階ではbump! bump!で、こちらのほうはドシンバタン式の訳でかまうまい。