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食玩(食品玩具)ブームの直接のきっかけになったのは、海洋堂 (本社・大阪府門真市) がフィギュアを制作し、フルタ製菓が 1999年 9月から発売した 「チョコエッグ」 の 〈日本の動物シリーズ〉。
社会的ニュースとして食玩が認知されるようになったのは、2000年以降と見ていい。

アリスものの食玩化は2001年 3月、全国パルコで 〈人形の国のアリス〉 ホワイトデイ版が発売されたのが最初。
同年 9月(10月とも言う)、フルタ製菓から 〈人形の国のアリス〉 発売。
その後 フルタ製菓の内紛により海洋堂は袂を分かち、2002年10月、北陸製菓から改めて 〈アリスのティーパーティー〉 シリーズが発売された。
海洋堂自身が “食玩乱立期” と定義する2003年は、アリスものに関しても、
 3月 〈アリスのティーパーティー〉 2
 7月 〈アリスのティーパーティー EX 〉
11月 〈アリスのティーパーティー〉 3
…と、相次いで発売されている。

2003年 4月、日本ヴォーグ社から出版された工藤和代 『Making Book of Alice's Adventures in Wonderland 不思議の国のアリス』 には、 初回限定特典として“消えかかったチェシャネコ”のフィギュアが付いた。
12月には同シリーズ 『鏡の国のアリス』(これも “特別付録” として海洋堂オリジナル アリスフィギュア付き)が出ている。

他に海洋堂のかかわったアリス・フィギュアとして、滋賀県長浜の KAIYODO FIGURE MUSEUM 黒壁 龍遊館 で限定発売された 〈アリス・マグネットコレクション〉(全8種。5880円) がある。

(最終更新 2014年 4月14日)