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『解題 「女皇クレオパトラ」「大ナポレオンの妻」』 補 訂 表
表紙裏   篠原浅芽 → 篠原浅茅
3頁下   本文は新字旧かなとし、
  →  本文の引用は新字旧かなとし、
5頁下   「ジゴマ」のような活劇が
  →    「ジゴマ」のような連続活劇が
21頁下・22・26・27頁  花紋の繍(ぬい)ある帆
    →          花紋の繍(ぬひ)ある帆
26頁下    (村川堅太郎訳)              
       →  (秀村欣二訳)〔村川堅太郎は編者〕
27頁下     わが国では淀君が愛し、
  → ミヤコグサは、わが国では淀君が愛し、
31頁上  質朴に」訳すことをを目指したというが
  →   質朴に」訳すことを目指したというが
38頁下  村川堅太郎は「寝具袋」としている。
  →    長谷川博隆は「寝具袋」としている。
38頁下  種本を参照していことが解る。
  →   種本を参照していたことが解る。
45頁下   ヘンリー・モートン・スピーク
  →     ヘンリー・モートン・スタンリー
46頁上  メンフヰスの蜜蜂、メンデスの羊群、
  →   メンフスの蜜蜂、メンデスの羊群、
46頁下 永代は神話の引用には入るさい前置きとして、
  → 永代は神話の引用に入るさい前置きとして、
49頁下 「是は亜非利加諸方に多いハジ蛇也という。」
  →   「是は亜非利加諸方に多いハジ蛇也といふ。」
64頁下 五来は、この大正三年に帰国。読売新聞の主筆となっていた
  → 五来は、大正二年に帰国。大正三年、読売新聞の主筆 ……
72頁下   (箕作元八・黒坂勝美 序)
  →    (箕作元八・黒板勝美 序)
73頁上   大正八年一一月 永代〈毎夕新聞〉をやめ新聞研究所設立 ※
  →    永代の〈毎夕新聞〉退社は大正九(一九二〇)年九月
73頁下   南方熊楠「蛇に関する民族と伝説」
  →    南方熊楠「蛇に関する民俗と伝説」

※ この誤解は永代静雄と岡田美知代に関する基本文献、「永代静雄展」パンフレット(館林市教育委員会、1991.)、
および 『『蒲団』をめぐる書簡集』(〈田山花袋記念館研究叢書〉第二巻、1993.)のミスを引き継いだもの。

45頁 「ルウェンゾリ山脈からの雪解け水がナイルの洪水の原因」 としているが、 一般的にナイルの氾濫は、奥地の
熱帯雨林での季節的な豪雨が原因とされる。 しかし、氾濫の季節が一定であることには雪解け水も関係するようだ。

なお、68頁で、永代静雄は cabbage をキャベツと誤解していた可能性が高い、と指摘しておいたが、これは大正 3年に
永代が書いていた 「史伝 如世賓皇后の一生」 という 『大ナポレオンの妻』 のプロトタイプの文章から、立証された。

  (最終更新 2008年 7月 15日)


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